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建設用ロボット委員会 出版記念 講習会「進化する土木技術 ～ロボットで変わる建設現場～」のご案内
ファクトリーオートメーションと呼ばれる自動化技術が一般化している製造業に比べ、建設現場におけるロボットの導入は大きく遅れていました。工場生産では環境や作業条件が一定で自動化技術を導入し易いのに対し、土木の現場は環境や施工条件が時々刻々変化し、不確定要因が多いからです。しかし、この状況は大きく変わりました。進化が著しいICTやAIの活用等で多様な現場条件に適切に対応することが可能になったからです。今では、地上の建設現場だけでなく、月面基地建設でもその活用が検討されるまでになりました。建設用ロボット委員会では、近年、進化が著しい建設ロボットに関し、開発の歴史、導入の社会的な背景、実際に現場で用いられているロボット技術とともにその将来展望を記載した書籍を出版しましたが、それを記念して、今回、各章の執筆者がその内容を説明する講習会を開催することにしました。ご参加下さい。
名称
建設用ロボット委員会 出版記念 講習会 「進化する土木技術 ～ロボットで変わる建設現場～」
主催
（公社）土木学会 建設用ロボット委員会
開催日時
2026年2月17日（火）9:45～17:00
会場
土木学会講堂（〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内）
オンライン（Zoomウェビナー） 併用
定員
会場：70名
オンライン：500名
参加費
無料
本講習会は、テキストとして、「進化する土木技術 ～ロボットで変わる建設現場～」を使用します。
書籍をご購入の上、ご参加いただくことをお勧めします。
参加申込
下記「本部主催行事の参加申込」よりお申し込みください。(申込締切：2026年2月13日（金）)
※参加方法によって申込先が異なります。ご注意ください。
CPD
土木学会継続教育（CPD）プログラム 申請予定
問合せ先
公益社団法人 土木学会 研究事業課（事務局担当：小林）
〒160-0004 東京都新宿区四谷１丁目
TEL：03-3355-3559／E-mail：
スケジュール
| 開会挨拶 | 小林泰三（建設用ロボット委員会委員長 立命館大学） | 9:45- 9:50 |
|---|---|---|
| 第１章 土木分野で用いられる日本の建設ロボット | 建山和由（立命館大学） | 9:50-10:20 |
| 第2章 建設現場へのロボット導入に関わる政府の取り組み | 新田恭士（長野県） | 10:20-11:00 |
| （11:00-11:10 休憩） | ||
| 第3章 土木施工用建設ロボットにおける研究開発の現状と課題 | 橋本 毅（土木研究所） | 11:10-11:50 |
| （11:50-13:00 休憩） | ||
| 第4章 自律型建設ロボットの実装と宇宙開発での利用 | 三浦 悟（鹿島建設） | 13:00-13:40 |
| 第5章 災害対応における無人化施工 | 北原成郎（熊谷組） | 13:40-14:20 |
| （14:20-14:30 休憩） | ||
| 第6章 維持管理における建設ロボットの開発と活用 | 池田隆成（高速道路総合技術研究所） | 14:30-15:10 |
| 第7章 我が国の水中建設ロボット技 | 田中敏成（港湾空港技術研究所） | 14:30-15:10 |
| （15:50-16:00 休憩） | ||
| 第8章 建設ロボットのさらなる進化 | 永谷圭司（筑波大学） | 16:00-16:40 |
| 質疑・意見交換 | 16:40-17:00 |